マニラ麻（まにらあさ）

Musa textilis
バショウ科バショウ属の多年草。
開花は夏から秋頃。
別名、「マニラ糸芭蕉（まにらいとばしょう）」
英名、「アバカ（abaca）」、
「マニラ・ヘンプ（Manila hemp）」


バショウによく似た花序を付けます


高さは４ｍ程度になっていました

フィリピンに分布しています。


葉身は楕円形で長さは150～200cm程度になっていました


葉柄の基部は茎を抱いて葉鞘となり、折り重なって偽茎になっています


偽茎の部分から採れる繊維が布の材料として使われるそうです

名前に「麻」の字がありますが、アサの仲間ではありません。

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ：MUSA

コメント 4

マニラ麻は麻ではなかったのですね。芭蕉の種類とは驚きました。
by アヨアン・イゴカー (2012-11-11 22:53) 

＞＞アヨアン・イゴカーさん
繊維の状態や名前からはバショウの仲間とは思えないですよね＾＾
by アリスとテレス (2012-11-12 19:18) 

こんばんは＾＾
あれはなんと言うのかしら。お花が咲くあの丸いの。ガクの一種？
色が良いですね～　好きですよ＾＾
マニラアサって日本では昔高級繊維ではなかったかしら。
紳士用の夏物帽子など・・・（。。？
by mimimomo (2012-11-12 19:36) 

＞＞mimimomoさん
赤紫色のは苞ですね。
マニラアサの製品を使ったことがありません＾＾；
by アリスとテレス (2012-11-13 19:26)