叡山菫（えいざんすみれ）

Viola eizanensis
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は４月から５月頃。
日本の固有種。


花の直径は2cm程度です


コンディションのいい花があったと思いきや･･･

花弁が一枚反り返っていました＾＾；


距は細長かったです


高さは5cm前後でした

本州、四国、九州に分布しています。


葉身は３全裂し、側裂片はさらに２全裂して鳥足状になります

葉の縁には粗い欠刻状の鋸歯があります。

これまでに掲載したスミレ属の植物はヴィオラのページから見られます。

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屋久島菫（やくしますみれ）

Viola iwagawae
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は５月から７月頃。
日本の固有種。


花の直径は15mm程度です


花柄の長さは3cm前後です

唇弁は他の花弁よりも短く、距も短いです。


高さは3cm前後でした

南西諸島（屋久島、奄美大島、徳之島、沖縄島）に分布しています。


葉身は扁三角形、基部は浅心形～切形です

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長葉立壺菫（ながばたちつぼすみれ）

Viola ovato-oblonga
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は４月から５月頃。
別名、「長葉の立壺菫（ながばのたちつぼすみれ）」


花の直径は1.5cm前後でした


やや赤みの強い花もありました


距の長さは5mm前後でした


高さは9cm前後でした

本州（中部以西）～九州、朝鮮半島に分布しています。


托葉はやや粗く羽裂します


茎葉は卵状三角形～披針形です

タチツボスミレの茎葉は円心形です。


根出葉は円心形～偏心形です


果実は蒴果で、熟すと裂けて種子を散布します

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ヴィオラ・ヘデラケア

Viola hederacea
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は４月から６月頃（環境によっては周年）
和名、「蔦菫（つたすみれ）」
英名、「アイビー・リーブド・ヴァイオレット（Ivy-leaved Violet）」


花の直径は2cm弱でした


咲いてから間もないものは花弁が後ろへ反り返っていませんでした


距はどうでしょうか？

距と呼べるような筒状のものではなく、
浅い袋状になっていました。


高さは9cm前後でした

オーストラリア東部に分布しています。


葉身は腎臓形で、基部は心形です

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菫（すみれ）

Viola mandshurica
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は４月から５月頃。


花の濃紅紫色で、直径は20～25mm程度です


側花弁は有毛です


距は長めです

ピントが甘いですね＾＾；


花柄は高さは5～20cmになります

南千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、シベリア東部に分布しています。


葉は長楕円状披針形で、葉柄には翼があります

葉柄はふつう葉身よりも短いそうです。

「スミレ」という名前は、
一般にはスミレ属の植物の総称（広義のスミレ）として使われることが多いですが、
ヴィオラ・マンシュリカの標準和名（狭義のスミレ）でもあります。

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蓼菫（たですみれ）

Viola thibaudieri
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は５月から６月頃。


花の直径は2cm程度でした


少し斜めから撮った方がいいですかね＾＾；


距は太くて短いです


高さは20cm程度になっていました

長野県、朝鮮半島中部に分布しています。


葉は広披針形です


托葉は櫛歯状に切れ込みます


果実は蒴果です


蒴果が裂けて種子が露出しています

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＢ類（ＥＮ）に指定されています。

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折鶴菫（おりづるすみれ）

Viola stoloniflora
スミレ科スミレ属の常緑多年草。
開花は２月から４月頃。
日本の固有種。


花の直径は2cm程度です


距は短いです


高さは3～4cmぐらいでした

沖縄島の固有種でしたが、
自生地はダムの建設により水没し、
野生の個体は消滅しました。


葉身は円心形で長さは1cm前後です


果実は蒴果です

果実が裂けて種子が見えています。


果実の外側だけ残っています＾＾；

環境省のレッドリストでは野生絶滅（ＥＷ）に指定されています。

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沖縄菫（おきなわすみれ）

Viola utchinensis
スミレ科スミレ属の常緑多年草。
開花は２月から４月頃。
日本の固有種。


花の直径は2cm弱です


こちらは喉部の色が少し違いますね


これは全体的に色が薄いですね


距は短いです


高さは5cm程度でした

沖縄島の固有種です。


葉は卵形で鈍頭、基部は心形です


果実は蒴果で、写真は裂開した後です

花後に匍匐枝を伸ばし、その先に新しい株を生じるのが特徴だそうです。

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＢ類（ＥＮ）に指定されています。

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石垣菫（いしがきすみれ）

Viola tashiroi var. tairae
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は２月から４月頃。
日本の固有変種。


花の直径は1cm前後です


喉部に紫色の条があります


短い距があります


高さは3～6cm程度です

八重山列島（石垣島）に分布しています。


葉は三角状で基部は切形です

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＡ類（ＣＲ）に指定されています。

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匂立壺菫（においたちつぼすみれ）

Viola obtusa
スミレ科スミレ属の多年草。
開花は４月から５月頃。


花の直径は3cm弱です


こちらは少し色が薄めです


距は太めです


高さは10～30cmになります

北海道（西南部）、本州、四国、九州に分布しています。


根出葉は円心形です

これまでに掲載したスミレ属の植物はヴィオラのページから見られます。

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