SSブログ
マツ科 ブログトップ

テーダ松(てーだまつ) [マツ科]

Pinus taeda
マツ科マツ属の常緑高木。
開花は春頃。
英名、「ロブロリー・パイン(Loblolly pine)」

Pinus_taeda01.jpg
雄花です

雌雄異花ですが、雌花を撮り損ねました^^;

Pinus_taeda02.jpg
高さは10m程度になっていました

北アメリカ東南部に分布しています。

Pinus_taeda03.jpg
葉は針葉3個が束生します

葉の長さは20cm程度でした。

Pinus_taeda04.jpg
樹皮は黒褐色で、ひび割れます

Pinus_taeda05.jpg
毬果。いわゆる松かさです

IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは軽度懸念(LC)に指定されています。

●マツ属●
黒松(くろまつ)
赤松(あかまつ)
北五葉(きたごよう)
大王松(だいおうまつ)
テーダ松(てーだまつ)

タグ:Pinus
nice!(7)  コメント(2) 

裏白樅(うらじろもみ) [マツ科]

Abies homolepis
マツ科モミ属の常緑高木。
開花は6月頃。
別名、「岳樅(だけもみ)」、
「日光樅(にっこうもみ)」
日本の固有種。

urajiromomi01.jpg
広円錐形の樹形で、この株は6m前後でした

大きくなると30m前後になるそうです。

urajiromomi02.jpg
葉の長さは1.5~2.5cm程度になります

urajiromomi03.jpg
葉の裏側には気孔帯が目立ちます

これがウラジロという名の由来なのでしょうね^^

本州(福島~中部、紀伊半島)、四国に分布しています。

urajiromomi04.jpg
樹皮は細かくひび割れたようになっていました

●モミ属●
樅(もみ)
裏白樅(うらじろもみ)

タグ:Abies
nice!(4)  コメント(1) 

北五葉(きたごよう) [マツ科]

Pinus parviflora var. pentaphylla
マツ科マツ属の常緑高木。
別名、「北五葉松(きたごようまつ)」
日本の固有種。

kitagoyou01.jpg
この株は6m前後。大きいものは20~30mになります

北海道・本州(中部地方以北) に分布しています。

kitagoyou02.jpg
離れて見ると他の松と見分けにくいですね^^;

kitagoyou03.jpg
葉は針状で、表は緑色、裏は気孔帯で白っぽく見えます

kitagoyou04.jpg
葉は5枚1組になっています

クロマツやアカマツでは2枚ですね^^

kitagoyou05.jpg
樹皮は暗灰色をしています

●マツ属●
赤松(あかまつ)
黒松(くろまつ)
北五葉(きたごよう)
大王松(だいおうまつ)
テーダ松(てーだまつ)

タグ:Pinus
nice!(8)  コメント(8) 

蝦夷松(えぞまつ) [マツ科]

Picea jezoensis
マツ科トウヒ属の常緑高木。
開花は6月頃。
別名、「黒蝦夷松(くろえぞまつ)」

ezomatsu01.jpg
樹形は円錐状で、大きいものは20~30mになります

北海道、千島、樺太、朝鮮半島、中国、ロシアに分布しています。

ezomatsu02.jpg
葉は針状で扁平、長さは1~2cmです

ezomatsu03.jpg
葉の表側は緑色です

ezomatsu04.jpg
葉の裏側には2本の気孔線があります

ezomatsu05.jpg
気孔線は気孔の集まりです

ezomatsu06.jpg
樹皮は黒褐色で鱗状にひび割れます

IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは軽度懸念(LC)に指定されています。

●トウヒ属●
蝦夷松(えぞまつ)
独逸唐檜(どいつとうひ)

タグ:Picea
nice!(8)  コメント(6) 

独逸唐檜(どいつとうひ) [マツ科]

Picea abies
マツ科トウヒ属の常緑高木。
開花は5月頃。
ヨーロッパ原産。
別名、「欧州唐檜(おうしゅうとうひ)」、
「欧羅巴唐檜(よーろっぱとうひ)」

doitsutouhi01.jpg
これはまだ樹高4m程度ですが、綺麗な円錐樹形をしています

ドイツのシュバルツバルトでは樹高が70mに達するものもあるそうです。

doitsutouhi02.jpg
幹の表面はささくれ立っています


doitsutouhi03.jpg
線状の細い葉は長さ約2cmです

日本ではクリスマスツリーに樅(もみ)を使いますが、
ヨーロッパでは主に独逸唐檜が使われます。

この点について、日本にクリスマスの習慣が伝えられた際、
ドイツトウヒ(Picea abies)の種小名「abies」と、
マツ科モミ属の属名「Abies」とが同じであったために誤解をし、
モミ(Abies firma)が使われるようになったとする説があります。

doitsutouhi04.jpg
毬果は下向きにつきます

●トウヒ属●
蝦夷松(えぞまつ)
独逸唐檜(どいつとうひ)

タグ:Picea
nice!(14)  コメント(12) 

樅(もみ) [マツ科]

Abies firma
マツ科モミ属の常緑高木。
開花は5月から6月頃。
日本の特産種。
別名、「トウモミ」、「モミソ」、「モムノキ」


15mぐらいはあるでしょうか

大きなものは40mを越えるそうです。


細くて平べったい葉をしています


樹皮は細かくひび割れます

本州、四国、九州、屋久島に分布しています。


幹はまっすぐに伸びます

日本ではクリスマスツリーに樅を使いますが、
ヨーロッパでは主に独逸唐檜(どいつとうひ)を使うそうです。

momi05.jpg
枝先に花が付いています

これは雄花ですかね?^^;

momi06.jpg
葉は線形です

momi07.jpg
葉の裏側には2本の気孔線があります

●モミ属●
樅(もみ)
裏白樅(うらじろもみ)

タグ:Abies
nice!(0)  コメント(0) 

大王松(だいおうまつ) [マツ科]

Pinus palustris
マツ科マツ属の常緑高木。
開花は4月から5月頃。
「だいおうしょう」とも読む。
英名、「ロングリーフ・パイン(Longleaf pine)」


大王の名にふさわしく堂々とした姿です

北アメリカ東南部に分布しています。


長く垂れ下がる葉。長さは30cmを軽く超えてます

大きいものでは30~35mになるそうです。

●マツ属●
黒松(くろまつ)
赤松(あかまつ)
北五葉(きたごよう)
大王松(だいおうまつ)
テーダ松(てーだまつ)

タグ:Pinus
nice!(0)  コメント(0) 

ヒマラヤ杉 [マツ科]

Cedrus deodara
マツ科ヒマラヤスギ属の常緑高木。
開花は10月から11月頃。
ヒマラヤ原産。
別名、「ヒマラヤシーダー」


円錐形の美しい樹形です


これは葉。杉と松のどちらに見えますか?

ヒマラヤ原産で、葉が杉に似ていることが名前の由来ですが、
実際は松の仲間です。

上の写真のものは7~8mぐらいでしたが、
大きいものは40~50mほどになります。


これが毬果(きゅうか)。松毬(まつかさ)に相当する部分です


高い所に出来るので写真に撮りにくいです


珍しいのでもう一枚^^

タグ:Cedrus
nice!(0)  コメント(0) 

赤松(あかまつ) [マツ科]

Pinus densiflora
マツ科マツ属の常緑高木。
開花は4月から5月頃。
別名、「雌松(めまつ)」

akamatsu05.jpg
高さは19m程度になっていました

Pinus_densiflora06.jpg
こちらの方が見やすいですかね^^;

北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布しています。

akamatsu04.jpg
葉は針葉で二葉です


樹皮は黄褐色~赤灰色、亀甲状に深く割れます


名前の通り赤々としています

●マツ属●
黒松(くろまつ)
赤松(あかまつ)
北五葉(きたごよう)
大王松(だいおうまつ)
テーダ松(てーだまつ)

タグ:Pinus
nice!(0)  コメント(0) 

黒松(くろまつ) [マツ科]

Pinus thunbergii
マツ科マツ属の常緑高木。
開花は4月から5月頃。
別名、「雄松(おまつ)」


これは7mほどですが、大きいものは30mに達します


針状の葉が2本ずつ


樹皮が黒いので黒松

松の仲間は常緑なので、
長寿の象徴として
門松などで使われますね。


黄色っぽい雄花と茶色の雌花(下)

雌花が松ぼっくりになります。


堂々とした姿をしています

●マツ属●
黒松(くろまつ)
赤松(あかまつ)
北五葉(きたごよう)
大王松(だいおうまつ)
テーダ松(てーだまつ)

タグ:Pinus
nice!(0)  コメント(0) 
マツ科 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。