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白樫(しらかし) [ブナ科]

Quercus myrsinifolia
ブナ科コナラ属の常緑高木。
開花は4月から5月頃。
「白橿」とも書く。
別名、「黒樫(くろかし)」


常緑の広葉樹です


葉には浅い鋸歯があります


「黒樫」という別名の由来になった黒い樹皮

「白樫」の名は材が白いことに由来します。


堅果の先端では柱頭が木質化しています

また、殻斗は6~8層になっています

●コナラ属●
小楢(こなら)
水楢(みずなら)
椚(くぬぎ)
柏(かしわ)
白樫(しらかし)
姥目樫(うばめがし)

タグ:Quercus
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すだ椎(すだじい) [ブナ科]

Castanopsis sieboldii
ブナ科シイ属の常緑高木。
開花は5月から6月頃。
別名、「イタジイ」、
「ナガジイ」


この木は樹高が16mありました


縁に浅い鋸歯があります


大木になると縦方向のヒビが目立ちます


堅果は熟するまで殻斗(かくと)に覆われています


虫に食われたせいなのか堅果が外に飛び出ています

一般には「ツブラジイ(別名コジイ)」と合わせて
「椎(しい)」または「椎の木(しいのき)」と呼ばれます。

シイタケの原木にも使われます。
松に生えるのが松茸なら、椎に生えるのは椎茸ですね(^^)

タグ:Castanopsis
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姥目樫(うばめがし) [ブナ科]

Quercus phillyraeoides
ブナ科コナラ属の常緑小高木。
開花は4月から5月頃。
別名、「今目樫(いまめがし)」、
「馬目樫(うまめがし)」


微妙な樹形になってます(^^;)

新芽が茶色で、お婆さんや馬の目の色に似ていることが名前の由来だそうです。


葉は厚みがあり、小さめの鋸歯があります


縦方向のひびが入ります

材は備長炭の材料になります。

●コナラ属●
小楢(こなら)
水楢(みずなら)
椚(くぬぎ)
柏(かしわ)
白樫(しらかし)
姥目樫(うばめがし)

タグ:Quercus
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小楢(こなら) [ブナ科]

Quercus serrata
ブナ科コナラ属の落葉高木。
開花は4月から5月頃。
日本原産。
別名、「楢(なら)」、
「枹(ははそ)」※


こんもりとした樹形です


葉は細長く鋸歯があります


幹は灰褐色で、縦に不規則な割れ目ができます


堅果すなわち団栗(どんぐり)です


ドングリが熟してきました

水楢(みずなら)は30mを超えるので「大楢(おおなら)」と呼ばれるのに対し、
こちらは15mほどなので「小楢(こなら)」と呼ばれるようになったそうです。

●コナラ属●
小楢(こなら)
水楢(みずなら)
椚(くぬぎ)
柏(かしわ)
白樫(しらかし)
姥目樫(うばめがし)


※「枹(ははそ)」という名はブナ科コナラ属の植物の別名として用いられます。

タグ:Quercus
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水楢(みずなら) [ブナ科]

Quercus crispula
ブナ科コナラ属の落葉高木。
開花は5月頃。
別名、「大楢(おおなら)」


これは3mですが、大きいものは30mほどになります


幹の表面は不規則に縦に裂けます


葉の縁には荒い鋸歯があります


ドングリが無いですね・・・^^;

材に水分を多く含むことが名前の由来のようです。
また、近縁種の「小楢(こなら)」は水楢よりも背が低いです。

●コナラ属●
小楢(こなら)
水楢(みずなら)
椚(くぬぎ)
柏(かしわ)
白樫(しらかし)
姥目樫(うばめがし)

タグ:Quercus
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椚(くぬぎ) [ブナ科]

Quercus acutissima
ブナ科コナラ属の落葉低木。
開花は4月から5月頃。
「櫟」、「橡」、「櫪」とも書く。
古名、「橡(つるばみ)」


幹は真っ直ぐ上に伸びています


葉は互生しますが、枚数が多いですね^^;


細長い葉の縁には鋸歯があります


縦に不規則な割れ目が入ります

カブトムシやクワガタムシが集まる木としても有名ですし、
シイタケ栽培の原木や薪にも使われます。
生活に密着した樹木だという事が分かりますね(^^)


まだ若い堅果です


外側が茶色に変色しています


成熟した堅果です


自然に落下して、芽を出すかもしれないですね

●コナラ属●
小楢(こなら)
水楢(みずなら)
椚(くぬぎ)
柏(かしわ)
白樫(しらかし)
姥目樫(うばめがし)

タグ:Quercus
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柏(かしわ) [ブナ科]

Quercus dentata
ブナ科コナラ属の落葉高木。
開花は5月から6月頃。
「槲」とも書く。
別名、「柏木(かしわぎ)」、
「餅柏(もちがしわ)」


太い枝と丈夫な葉が特徴です

樹木を守護する神「葉守りの神(はもりのかみ)」は
柏の木に宿るとされています。


柏餅に使われる葉

柏餅が食べたくなってきました^^;


新しい葉が成長してから古い葉が落ちます

kashiwa04.jpg
柏餅にはこの葉っぱですね^^

●コナラ属●
小楢(こなら)
水楢(みずなら)
椚(くぬぎ)
柏(かしわ)
白樫(しらかし)
姥目樫(うばめがし)

タグ:Quercus
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全手葉椎(まてばしい) [ブナ科]

Lithocarpus edulis
ブナ科マテバシイ属の常緑高木。
開花は6月頃。
「馬刀葉椎」とも書く。
別名、「薩摩椎(さつまじい)」


公園や雑木林でよく見かけます


たくさんの花が集まっています


もう少し寄ってみました


20cmを超える葉は厚くて光沢があります


幹を見ただけでは分かりませんね^^;


成長途中の堅果。いわゆるドングリです


こうなるとお馴染みの形です


熟すにつれて色が変わってきます


ドングリと聞いてイメージするのはこれですね

花はとよく似ていますね^^

タグ:Lithocarpus
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栗(くり) [ブナ科]

Castanea crenata
ブナ科クリ属の落葉高木。
開花は6月から7月頃。

kuri08.jpg
どちらかというと目立たない花です

kuri07.jpg
雄花は穂状花序になります

kuri09.jpg
こちらは雌花(雌花序?)から果実になりかけですかね^^;

kuri06.jpg
自然樹形だとこんな形になるんですね


花が多いので白っぽく見えます

kuri12.jpg
樹皮は縦方向に裂けます

北海道西南部、本州、四国、九州、朝鮮半島中南部に分布しています。

kuri10.jpg
葉は狭長楕円形で7~15cm、棘状の鋸歯があります

kuri11.jpg
殻斗が大きくなってきました


こうなったら収穫ですかね

タグ:Castanea
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