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コルヌス・フォエミナ [ミズキ科]

Cornus foemina
ミズキ科ミズキ属の落葉低木。
開花は5月から6月頃。
英名、「スティフ・ドッグウッド(stiff dogwood)」

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花の直径は1.5cm程度でした

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花は集散花序になります

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樹高は5~6m程度になっていました

北アメリカ東部に分布しています。

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葉は広披針形~狭楕円状卵形、全縁で先は細く尖ります

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樹皮は縦方向に裂けています

果実は核果で、秋に青く熟します。

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※ミズキ属(広義)を細分化し、ミズキ属(狭義)のスウィダ・フォエミナ(Swida foemina)とする見解もあります。
タグ:Cornus Swida
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御前橘(ごぜんたちばな) [ミズキ科]

Cornus canadensis
ミズキ科ミズキ属の多年草。
開花は6月から8月頃。

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花弁のように見えているのは総苞片です

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直径が数mmの花が頭状花序になります

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花が開いています

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高さは5~15cm程度です

北海道、本州、四国、北東アジア、北アメリカに分布しています。

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葉は広卵形です

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葉は輪生状になります

果実は核果です。

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※ゴゼンタチバナ属に独立させて Chamaepericlymenum canadense とする見解もあります。
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ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし) [ミズキ科]

Cornus capitata
ミズキ科ミズキ属の常緑高木。
開花は初夏頃。
英名、「エバーグリーン・ドッグウッド(evergreen dogwood)」

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花の直径は5~6cm程度。花弁はなく、淡黄色の苞が目立ちます

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苞の色が薄いものもありました

撮影に行ったタイミングが悪く、状態の良いものがありませんでした^^;

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樹高は6m程度でした

ヒマラヤに分布しています。

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樹皮は細かくひび割れます

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葉は卵形で灰緑色です

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果実になりはじめていました

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※広義ミズキ属を細分化し、ヤマボウシ属の(Benthamidia capitata )とする見解もあります。
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ハンカチの木 [ミズキ科]

Davidia involucrata
ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木※
開花は5月から6月頃。
中国南西部原産。

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2枚の白い花弁のように見えるものは苞です

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1個の雌花と多数の雄花からなる頭状花序です

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両性花序の苞は時間が経つと黄色く変色していきます

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葉と苞は色が違いますが、形はよく似ています

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ハンカチが引っ掛かっているわけではありません^^;

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樹高は10mを超えていました

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ハンカチだらけですね^^;

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樹皮はひび割れて剥がれ落ちそうです

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葉は卵形で鋸歯があり、先端が尖ります

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果実は堅果です

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大きさはクルミぐらいでしょうか

※従来の分類ではハンカチノキ科やヌマミズキ科に分類するものもありました。
タグ:Davidia
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熊野水木(くまのみずき) [ミズキ科]

Cornus macrophylla
ミズキ科ミズキ属の落葉高木※
開花は6月から7月頃。

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花の直径は1cm前後です

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花は散房花序になります


満開になると真っ白に見えます


下の鳥居と比べても大きいことが分かります

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高さは7~8mになっていました

本州、四国、九州、朝鮮半島、台湾、中国、ヒマラヤ、アフガニスタンに分布しています。


葉は楕円形~卵状楕円形で、先が細く尖ります


葉は対生します

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樹皮は茶褐色ですが・・・


やがて灰褐色になります


緑色の果実が出来始めています


果実は熟すと黒紫色になります


さらにアップで

ミズキとの相違点は、開花が1ヶ月ほど遅く、葉が対生、葉の先端が尖ることです。

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※広義ミズキ属を細分化し、狭義ミズキ属のSwida macrophylla とする見解もあります。
タグ:Cornus Swida
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紅花花水木(べにばなはなみずき) [ミズキ科]

Cornus florida f. rubra
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木※
開花は4月から5月頃。
北米原産。


赤い花が特徴ですね

花水木の赤色品種です。


普通のハナミズキとはひと味違いますね

明治の末に桜の木を贈ったお返しとして、
1915(大正4)年にアメリカから贈られたものが、
日本で最初のハナミズキだそうです。

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※広義ミズキ属を細分化し、ヤマボウシ属の(Benthamidia florida f. rubra )とする見解もあります。
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花水木(はなみずき) [ミズキ科]

Cornus florida
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木※
開花は4月から5月頃。
北米原産。
別名、「アメリカ山法師(あめりかやまぼうし)」


花弁はありません。花弁に見えるのは総苞片です


緑がかったものもありました

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写真の株は樹高が8mぐらいになっていました


ひび割れたような幹です


どアップ!内側のぶつぶつの一つひとつが花です

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花の咲き始め。雄しべが見えます


総苞片が散った直後


徐々に膨らみ始め・・・


そして赤く色付き始め・・・


真っ赤に熟します

 
もう一枚、赤い実

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葉は卵形で先が尖ります


紅葉した花水木

「アメリカヤマボウシ」の名は、
アメリカから贈られ、山法師に似ている事に由来します。

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※広義ミズキ属を細分化し、ヤマボウシ属の(Benthamidia florida )とする見解もあります。
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山茱萸(さんしゅゆ) [ミズキ科]

Cornus officinalis
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木※
開花は3月から4月頃。
中国、朝鮮原産。
別名、「秋珊瑚(あきさんご)」、
「春黄金花(はるこがねばな)」


何とも言えないユニークな花


宇宙人の集会???(^_^;)


葉が出る前に花を咲かせます

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散形花序になっています

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見れば見るほど気になる形の花ですね


葉脈が緩やかなカーブを描いています


剥がれそうな幹です

茱萸(しゅゆ)とはグミのことで、秋にグミに似た赤い実がなるそうです。

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)


※ミズキ属(広義)を細分化し、サンシュユ属とする見解もあります。
タグ:Cornus
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山法師(やまぼうし) [ミズキ科]

Cornus kousa
ミズキ科ミズキ属の落葉高木※
開花は5月から6月頃。

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直径は6~8cmぐらいでしょうか

花弁のように見える白い部分は総苞片で、
中央の球状の部分にある粒々、その一つ一つが花です。

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ここが花です

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ハナミズキとの違いは総苞片の先が尖っている事です

山法師が被る白頭巾に似ている事が名前の由来です。

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満開の姿は美しいですね

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樹高は7mぐらいになっていました

本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布しています。

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葉は楕円形~卵円形です

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樹皮は所々薄く剥がれています

幹は農具の柄などに使われるそうです。

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果実は集合果です

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熟すとオレンジ色になります

●ミズキ属●
熊野水木(くまのみずき)
コルヌス・フォエミナ
山法師(やまぼうし)
ヒマラヤ山法師(ひまらややまぼうし)
花水木(はなみずき)
紅花花水木(べにばなはなみずき)
山茱萸(さんしゅゆ)
御前橘(ごぜんたちばな)

※ミズキ属(広義)を細分化し、ヤマボウシ属の(Benthamidia kousa )とする見解もあります。
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