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令法(りょうぶ) [リョウブ科]

Clethra barbinervis
リョウブ科リョウブ属の落葉小高木。
開花は7月から8月頃。
別名、「畑つ守(はたつもり)」

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花の直径は1cm弱です


小さな花の集まり。左はつぼみ、右は咲いた後

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萼は5裂しています


花は総状花序になります

Clethra_barbinervis14.jpg
高さは3mを超えていました

北海道、本州、四国、九州、韓国(済州島)に分布しています。

Clethra_barbinervis15.jpg
葉は倒卵状楕円形で鋸歯があります

Clethra_barbinervis16.jpg
こちらの葉は楕円形でした


葉は螺旋状につきます


樹皮は薄く剥がれます

地域によっては幹の表面の様子から
令法のことを「サルスベリ」と呼ぶところもあります。
別に百日紅(さるすべり)があるので紛らわしいですね。


成長の悪いブドウのようです

若葉は灰汁抜きして食用とされます。
ご飯に炊き込む「令法飯(りょうぶめし)」というものもあります。

令法の名の由来としては、
「救荒食として育てることが法で定められたから」とする説や、
「花の形が竜の尾に似ているとする“竜尾”がなまった」とする説などがあります。

タグ:Clethra
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