木槿（むくげ）

Hibiscus syriacus
アオイ科フヨウ属の落葉低木。
開花は７月から１０月ころ。
中国原産。
別名、「蓮（はちす）」、「木蓮（きはちす）」。
「もくげ」、「もくきん、もっきん」とも読む。


芙蓉や立葵にも似ている花です

ちなみに、木槿が属するアオイ科フヨウ属には、
芙蓉やハイビスカスも含まれています。


大きく育つと、こんなにたくさん花をつけます

高さは３～４メートルほどになります。

　
白の一重　　　　　　　　　　　　　ピンクの八重

　
赤の八重　　　　　　　　　　　　　　こんな形の花も


アップにするとこんな感じ


葉は卵形で縁には鋸歯があります


花柄は短いです

ムクゲとフヨウはよく似ています。

見分けるポイントは、
ムクゲの葉は長卵形で縁に鋸歯があり、花柄が短い。
フヨウの葉は掌状に五裂し、花柄が長い。
と書いてありました。


花は一日花です

朝に咲いて夕方には散ってしまいますが、
次々と咲くので、長く咲いているように見えます。


花だけ見ると他種と間違えてしまいそうです^^;

中国名は「木槿（ムージン）」
韓国名は「無窮花（ムグンファ）」で、韓国の国花です。

これまでに掲載したフヨウ属の植物はヒビスクスのページから見られます。

タグ：Hibiscus

コメント 2

ムクゲは一日花だったのですね、
確かに次々と咲いて花が長続きしているように見えます、
白・ピンクどちらも涼しげで清楚ですね。
フヨウとムクゲの区別がつかなかったのですが
葉の説明がわかりやすく、勉強になりました～！
by 恵 (2008-09-19 21:18) 

＞＞恵さん
葉の形も大きさも違うので、
慣れると簡単に見分けられますね＾＾
by アリスとテレス (2008-09-20 17:23)