SSブログ
ガマ科 ブログトップ

実栗(みくり) [ガマ科]

Sparganium erectum
ガマ科ミクリ属の多年草※
開花は6月から9月頃。

mikuri01.jpg
雄花は頭状花序になります

mikuri02.jpg
雌花も頭状花序になります

mikuri03.jpg
茎はよく分枝し、下部に雌性頭花、上部に雄性頭花がつきます

上の写真では雌性頭花が1個、雄性頭花が7個ついています。

mikuri04.jpg
全体的に見ても雌性頭花が下で雄性頭花が上になっています

風媒花なので、このほうが都合がいいのでしょうね^^

mikuri05.jpg
まるで栗のイガみたいですね^^;

mikuri06.jpg
高さは50~100cmになります

北海道、本州、四国、九州、アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布しています。

mikuri07.jpg
葉は線形で、幅は8~14mmです

mikuri08.jpg
葉の裏側では中脈が隆起して目立ちます

mikuri09.jpg
茎の上部の葉も線形です

mikuri10.jpg
果実は堅果です

環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されています。

※従来の分類ではミクリ科に含まれていました。
タグ:Sparganium
nice!(8)  コメント(2) 

小蒲(こがま) [ガマ科]

Typha orientalis
ガマ科ガマ属の多年草。
開花は6月から8月頃。

kogama01.jpg
雄花群と雌花群は連続しています

雌花群の長さは6~10cmになります。

kogama02.jpg
草丈は1~1.5mになります

●ガマ属●
蒲(がま)
小蒲(こがま)
姫蒲(ひめがま)

タグ:Typha
nice!(8)  コメント(4) 

蒲(がま) [ガマ科]

Typha latifolia
ガマ科ガマ属の多年草。
開花は6月から8月頃。
「かば」とも読む。
別名、「御簾草(みすくさ)」


ガマの仲間は特徴的な姿ですね

花粉と穂黄(ほおう)という生薬になります。
因幡の白兎に登場したのはこれです。


上の雄花と下の雌花はくっついています

雌花(雌穂)の大きさは、
フランクフルトか魚肉ソーセージぐらいでした。

gama04.jpg
花期を少し過ぎた頃です

gama03.jpg
これが蒲の穂です

蒲の穂を詰めた事が「蒲団」の名前の由来とする説があります。

蒲の雌花は10~20cmに対して小蒲では6~10cmと小さいこと、
蒲の雄花と雌花は連続しているのに対して姫蒲では隙間があること、
が近縁種との見分けるポイントです。

●ガマの仲間●
蒲(がま)
小蒲(こがま)
姫蒲(ひめがま)

タグ:Typha
nice!(0)  コメント(0) 

姫蒲(ひめがま) [ガマ科]

Typha angustata
ガマ科ガマ属の多年草。
開花は6月から8月頃。


湿地などでよく見かけます


ここは雌花群です

蒲(がま)の仲間には
蒲(がま)、小蒲(こがま)、姫蒲(ひめがま)の
3種類があります。


上の雄花群と下の雌花群との間に隙間があります

蒲と小蒲には、雄花群と雌花群の間に隙間がありません。

これを見ているとアメリカンドッグを思い出します(^^;)

himegama08.jpg
雄花と雌花の間に数センチの間があります


草丈は2m弱ぐらいでしょうか

himegama06.jpg
雌花が穂綿になりかけています。

近縁種との見分け方は蒲のページに記載してあります

●ガマの仲間●
蒲(がま)
小蒲(こがま)
姫蒲(ひめがま)

タグ:Typha
nice!(0)  コメント(0) 
ガマ科 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。