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千成バナナ(せんなりばなな) [バショウ科]

Musa chiliocarpa
バショウ科バショウ属の常緑多年草。

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花序の長さは1~2m程度になります

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赤紫色の苞がめくれて花が現れます

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雄花群です

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雄花の長さは4cm前後でした

雌雄異花ですが、子房の有無で見分けるのは容易です。

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高さは4m前後になっていました

マレーシアに分布しています。

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葉身は長楕円形で、長さは70~100cm程度でした

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葉柄の基部は茎を抱き、偽茎になります

偽茎の太さは10cm前後でした。

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果実の大きさは親指程度です

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ:MUSA
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赤バナナ(あかばなな) [バショウ科]

Musa 'Morado'
バショウ科バショウ属の常緑多年草。
英名、「レッド・バナナ(Red banana)」

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偽茎の中から花茎を伸ばし、花序をつけます

最初の数段は雌花で、その後は雄花をつけます。

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赤紫色の苞がめくれ、雄花が見えています

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高さは5mを超えていました

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葉身は長楕円形で長い葉柄があります

葉柄の基部は葉鞘となり、重なって偽茎になっています。

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複数の果段が付いています

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生食するバナナよりやや小さく、酸味があるので料理用だそうです

色のせいであまり美味しそうに見えないのは私だけでしょうか?^^;

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ:MUSA
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ムサ・マンニイ [バショウ科]

Musa mannii
バショウ科バショウ属の常緑多年草。
英名、「インディアン・ドワーフ・バナナ(Indian Dwarf Banana)」

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苞がめくれ、花が姿を見せます

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雌花の花被はちょっと複雑な形のようです^^;

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雌花の子房は、既にバナナのような形をしています

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雌花が終わると雄花が咲き始めます

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高さは150cmを超えていました

インド(アッサム地方)に分布しています。

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葉身は楕円形で、長さは60~80cmになります

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果実が出来始めていました

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

※「黒軸美人蕉(くろじくびじんしょう)」の和名を挙げる資料もあるようです。
タグ:MUSA
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マニラ麻(まにらあさ) [バショウ科]

Musa textilis
バショウ科バショウ属の多年草。
開花は夏から秋頃。
別名、「マニラ糸芭蕉(まにらいとばしょう)」
英名、「アバカ(abaca)」、
「マニラ・ヘンプ(Manila hemp)」

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バショウによく似た花序を付けます

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高さは4m程度になっていました

フィリピンに分布しています。

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葉身は楕円形で長さは150~200cm程度になっていました

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葉柄の基部は茎を抱いて葉鞘となり、折り重なって偽茎になっています

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偽茎の部分から採れる繊維が布の材料として使われるそうです

名前に「麻」の字がありますが、アサの仲間ではありません。

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ:MUSA
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虎斑芭蕉(とらふばしょう) [バショウ科]

Musa acuminata var. sumatrana
バショウ科バショウ属の常緑多年草。
英名、「ブラッドリーフ・バナナ(Bloodleaf banana)」

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偽茎の中から花軸が伸び、たくさんの花をつけます

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紫色の苞がめくれ、花が姿を現します

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これは雌花群です

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雌花の基部に子房があるのが分かります

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雌花の後に雄花が咲き始めます

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雄花の基部には子房がないことで区別が出来ます

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高さは6m程度になっていました

スマトラ島に分布しています。

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葉身は長楕円形、長さは1.5m前後でした

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葉には雌褐色の斑が入ります

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葉柄の基部は葉鞘になります

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葉鞘が重なって偽茎になっています

太さは10cm程度でした。

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草なのに、まるで幹のようですね

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子房の部分が大きくなりはじめています

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ:MUSA
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地湧金蓮(ちゆうきんれん) [バショウ科]

Musella lasiocarpa
バショウ科ムセーラ属の多年草。
英名、「チャイニーズ・イエロー・バナナ(Chinese yellow banana)」
「チャイニーズ・ドワーフ・バナナ(Chinese dwarf banana)」
「ゴールデン・ロータス・バナナ(golden lotus banana)」

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黄色の苞が目立ちます

ハスに似ているような似ていないような・・・^^;

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上から見るとスイレンの方が似てそうな^^;

花序は直立します。

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苞の内側に花が見えています

この状態では雄花と中性花のいずれかは分かりません^^;

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花被片は6個。合着して筒状になっています

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花は先端は浅く5裂しています

これは雌蕊が見えるので両性花ですね。

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偽茎の高さは60~80cmになります

中国雲南省~ベトナムに分布しています。

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葉が展開すると見栄えがします

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葉は楕円形ですね

タグ:Musella
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キングバナナ [バショウ科]

Musa minor
バショウ科バショウ属の常緑多年草。

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外見は芭蕉とほぼ同じ。草丈は4m(偽茎は3m)を超えています

大きいものは5m程度になります。

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長楕円形の葉。葉身の長さは1.5m前後でした

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葉柄の基部は葉鞘になり、それが重なって偽茎となっています

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偽茎の先から花軸が伸びてきました

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赤紫色の苞がめくれ上がって花が咲き始めました

複数の花が集まって花段を成し、花段ごとに順に咲いていきます。
また、一つの花段は一枚の苞に包まれています。

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雌花群からなる花段です

花の根元に小さな果指が見えています^^

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花軸の基部から数段は雌花の花段が咲きます

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雌蕊の形などがよく分かります

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雌花は見られる時期が短いので、もう一枚

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雌花が数段続いた後は雄花の花段が咲きます

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雄花の花段は雄花が8個×2列で並んでいます

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落ちた雄花。4~5cmぐらいありました

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苞と雄花の付いていた所が跡になっています

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花段は続くよどこまでも~♪

この後も咲き続け、花軸の長さは2mを超えました。
地面に届きそうです^^;

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果指が熟して黄色くなってきました^^

開花は1本の偽茎につき1回のみ。
咲き終わると吸芽を出して枯れてしまいます。

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吸芽が出てきました^^

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ:MUSA
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三尺バナナ(さんじゃくばなな) [バショウ科]

Musa acuminata 'Dwarf Cavendish'
バショウ科バショウ属の常緑多年草。
英名、「ドワーフ・キャベンディッシュ(Dwarf Cavendish)」

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この株は草丈2m弱(うち偽茎は1m弱)でした

食用バナナの多くは偽茎が2mを越える位にならないと果実をつけませんが、
これは3尺(約91cm)程度で果実をつけるようになります。
このことが名前の由来となっています。

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最初は雌花が咲きます

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雌花が綺麗に並んでいます

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雌蕊もありますが、受粉しなくても果実は出来ます

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咲いている時点でもミニバナナみたいですね^^

雌花が咲き終わると雄花が咲き始めます。

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花軸が地面に届きそうです^^;

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赤紫色の苞がめくれて雄花が姿を現します

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淡黄色で筒状の雄花は直径が1cm程度です

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バナナがたわわに実っています

市販されているバナナと同程度の大きさです^^

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熟して黄色になってきました^^

3倍体なので種子ができないそうです。

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葉身は長楕円形、長さは1m程度でした

台湾バナナ(別名、実芭蕉:みばしょう)の栽培品種で、
南アジアに自生していたものが古くから栽培されているそうです。

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

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琉球芭蕉(りゅうきゅうばしょう) [バショウ科]

Musa balbisiana
バショウ科バショウ属の常緑多年草。
開花は夏から秋頃。
別名、「糸芭蕉(いとばしょう)」、
「琉球糸芭蕉(りゅうきゅういとばしょう)」

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草丈は3m(うち偽茎は2m)程度になります

芭蕉よりも一回り小さめです。

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花軸が上に向かって伸びています

南西諸島に分布しています。

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赤紫色の苞がめくれ、筒状で淡黄色の花が見えています

上の写真は、花軸の基部に近い所にある雌花群の花段です。

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こちらは雄花群の花段です

雌花が咲き終わってから雄花が咲くことにより、
自家受粉を避けていると考えられています。

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雌花のあった所に果実ができています

小さい上に種子が多くて食べられないらしいです^^;

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葉は長楕円形。葉身の長さは80~150cm程度になります

偽茎から採れる繊維で芭蕉布が織られるそうです。

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

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芭蕉(ばしょう) [バショウ科]

Musa basjoo
バショウ科バショウ属の多年草。
開花は夏から秋頃。
中国原産。
英名、「ジャパニーズ・バナナ(Japanese banana)」

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偽茎の先から花軸を伸ばし、花段が螺旋状につきます

花軸の基部に近い数段の花段は雌花群になり、それより先は雄花群になります。
また、各花段は苞に包まれています

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黄褐色の苞がめくれ上がって雄花が見えています

bashou07.jpg
雄花群です

bashou01.jpg
草丈は4~5m程度になります

熱帯~温帯に分布しています。

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こちらは2m程度でした

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葉身は長楕円形、長さは1.5~2mになります

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幹や茎のように見えますが、葉鞘が重なった偽茎です

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果実が出来ていました

食用には適さないそうです^^;

これまでに掲載したバショウ属の植物はムサのページから見られます。

タグ:MUSA
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