野茨（のいばら）

Rosa multiflora var. multiflora
バラ科バラ属の落葉低木。
開花は５月から６月頃。
別名、「野薔薇（のばら）」
古名、「茨（うまら）」


直径2～3cm程度の小さい花です


バラと聞いてイメージする花とは違いますね


咲いてから時間が経つと葯が変色してきます


この株は１ｍ強でした


こちらは樹高が２ｍ近くになっています


幹に棘があります


古い株では幹の表面がささくれ立っています

万葉集に出てくる「うまら」とは、このノイバラのことだとされています。


葉は奇数羽状複葉になり、小葉に光沢はありません


秋になると果実が出来ます


果実は熟すと赤くなります

丈夫なので、バラの園芸品種を接ぎ木する際、
台木として用いられる事が多いそうです。


色が綺麗ですね＾＾

これまでに掲載したバラ属の植物はロサのページから見られます。

タグ：Rosa

コメント 8

ノイバラの白が美しいですね～　　　わたくしが見かけるのは
いつも虫食いのような、あるいは蜘蛛が巣を作っているような
美しくないのです（－－；）
by mimimomo (2008-06-09 19:53) 

ノイバラは、今ではあまり見られなくなった花ですね、
純白の素朴さは良いですね。
by wakatate (2008-06-09 20:07) 

そういえば、写真家は花の写真撮って腕磨かないとですねぅ。。。
難しいんですよねぅ(>_<)
by ちゃぱ (2008-06-09 21:05) 

これも薔薇なんですか
by はくちゃん (2008-06-10 08:08) 

＞＞mimimomoさん
こんばんは。
出来るだけ綺麗なのを選んで撮りました＾＾；
by アリスとテレス (2008-06-10 19:22) 

＞＞wakatateさん
どうしても品種改良された花に人気が集まってしまいますね。
by アリスとテレス (2008-06-10 19:24) 

＞＞ちゃぱさん
どんどん撮りましょう！
私の場合、記録写真ばかりで作品と呼ぶにはほど遠いです＾＾；
by アリスとテレス (2008-06-10 19:27) 

＞＞はくちゃんさん
普段バラと呼んでいるのは品種改良されたもので、
ノイバラは日本に昔からあったようです。
by アリスとテレス (2008-06-10 19:29)