砂箱の木（すなばこのき）

Hura crepitans
トウダイグサ科フラ属の常緑高木。
英名、「サンドボックス・ツリー（sand-box tree）」、
「ダイナマイト・ツリー（dynamite tree）」


雄花の直径は5mmです

雄花に花弁はありません。


雄花序が出来そうです


雄花は穂状花序になります


上から順に咲いてきました


雌花。葉腋に単生します


面白い形ですね＾＾

雌花にも花弁はないとのことなので、
もしかしたら大きな雌蕊ということなのでしょうか？＾＾；


この株は樹高が１０ｍ程度。大きいものは３０ｍになるそうです

画面中央より少し左寄りにある木です。
全体が写せる場所はここしかありませんでした＾＾；

南アメリカ、中央アメリカ、西インド諸島に分布しています。


出来はじめの果実です

先端にぶら下がっている黒い物は、咲き終わった雌花です。
この果実は直径が7～8cm程度になり、熟すと破裂して種子を飛ばします。
このときの音からダイナマイト・ツリーの名が付いたとされています。

また、未熟な果実（莢）を油で揚げて、二つに切り、
インクを吸い取るための砂を入れる砂箱（sand-box）として利用したそうです。
これが、「sand-box tree」の名前の由来です。
和名はこの英名を訳したものだそうです。


葉は卵形。長さ30cm前後の物が多かったように記憶しています


葉柄も葉身と同じぐらいの長さですね


幹の表面には無数の棘が！

幹の直径は胸高で30cm前後でした。


間違っても登ってみようなどとは思わないですね＾＾；

樹液などに毒があり、狩りや漁に使われたそうです。

大きな果実は見つけられませんでした。
破裂すると危険なので未熟なうちに取ってしまったのかもしれませんね＾＾；

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コメント 12

ダイナマイト・ツリー、威勢のいい名前ですね。
by こうちゃん (2009-12-21 20:35) 

なんですかこれ！超びっくり！！！ダイナマイトだし、この幹の過激っぷりと言ったら、、、！！！知らなかったー、、、すごすぎる～！
by kuni (2009-12-21 20:47) 

>砂箱の木は雌雄異花
この赤桃色、着色されたお菓子のようですね。
それにしても、熟すと破裂して種子を飛ばす、これは鳳仙花と一緒ですが、そのスケールが違うのですね。面白いですね。
by アヨアン・イゴカー (2009-12-21 23:45) 

おはようございます
真っ赤な実がダイナマイトなんでしょうか
とげがすごいですね
散歩の時は耳は出してないんです
モコモコにして目と鼻と口くらいしかり出していないんです

by はくちゃん (2009-12-22 09:11) 

最後の棘の写真、、、こういうのが苦手なんです
棘自体ではなくて、、、なんか、、、こう飛び出てくる感じの
蓮の種がはじける時ってだんだん飛び出てきますよね
あ・れ・が、、、駄目なんです＾＾；
by emuzu (2009-12-22 17:35) 

＞＞こうちゃん
どんな音がするのか聞いてみたいですね＾＾
by アリスとテレス (2009-12-22 19:02) 

＞＞kuniさん
この幹はインパクトが強すぎますね＾＾；
by アリスとテレス (2009-12-22 19:03) 

＞＞アヨアン・イゴカーさん
調べてみると、物騒な名前の別名が多かったです＾＾；
by アリスとテレス (2009-12-22 19:04) 

＞＞はくちゃん
こんばんは。
赤いのは花です。
その下にある果実が膨らんで丸くなります＾＾
by アリスとテレス (2009-12-22 19:06) 

＞＞emuzuさん
棘を説明しようと思って載せてみたのですが・・・。
あの時期の蓮は不気味ですよね＾＾；
by アリスとテレス (2009-12-22 19:08) 

雌花と雄花全然違いますね。
by mimimomo (2009-12-23 05:40) 

＞＞mimimomoさん
こんばんは。
最低限の機能だけ残した感じですね＾＾
by アリスとテレス (2009-12-24 19:05)