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一つ葉たご(ひとつばたご) [モクセイ科]

Chionanthus retusus
モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木。
開花は5月頃。
日本から東アジア原産
別名、「ナンジャモンジャ」

hitotsubatago01.jpg
白い花弁は4つに深裂しています

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プロペラのような花弁の先端は丸まっています

先端が尖っているのは「アメリカヒトツバタゴ」です。

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楕円形の葉は葉脈が目立ちます

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葉は対生します

hitotsubatago08.jpg
こうすると対生しているのが分かるでしょうか

同じモクセイ科のトネリコ(別名、タゴ)が羽状複葉なのに対し、
こちらは単葉なので、“一つ葉のタゴ”というのが名前の由来です。

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満開の時は雪が積もったかのように見えます

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これだけ沢山咲いていれば白く見えるのも納得です

hitotsubatago06.jpg
樹皮は裂けて剥がれそうです

「なんじゃもんじゃ」とは、
名前がはっきりしない見慣れない植物の意で、
特定の種を差す名前ではありません。
この別名を持つ木は他に数種あります。
ただ、一般的には本種を指す事が多いそうです。

環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に分類されています。

タグ:Chionanthus
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コメント 2

wakatate

ナンジャモンジャの花、アップで見ると可愛い
花ですね、純白の花は、清楚でいいですね、
名前は、はっきり植物ですか?
by wakatate (2008-05-25 15:30) 

アリスとテレス

>>wakatateさん
真っ白な花は特に綺麗ですよね。
名前は「何というものじゃ」などと言われていたのが変化したという文献が見受けられました。
by アリスとテレス (2008-05-25 18:42) 

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