羅生門葛（らしょうもんかずら）

Meehania urticifolia
シソ科ラショウモンカズラ属の多年草。
開花は４月から５月頃。


花は唇形花で、直径は3cm弱でした


花は茎頂で花穂になります


花冠の長さは4～5cmになります


上唇の背面は膨らんでいます

雄蕊は花外に飛び出しません。


下唇の中央裂片の喉部に開出毛があります


高さは20cm程度になっていました

本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布しています。


走出枝が地を這い、画面左の方向に伸びています


葉は三角状心形です


葉は対生します

タグ：Meehania

八重山十二単（やえやまじゅうにひとえ）

Ajuga taiwanensis
シソ科キランソウ属の多年草。
開花は３月から５月頃。
別名、「八重山金瘡小草（やえやまきらんそう）」


花は唇形花で長さは1cm未満です


花冠の内側に紫色の点がありますね＾＾


花は茎の上部の葉腋に付きます


高さは10cm程度でした

南西諸島、台湾～フィリピンに分布しています。


葉は倒卵状楕円形～ヘラ形で、長さは5～15cmになります

●キランソウ属●
金瘡小草（きらんそう）
姫金瘡小草（ひめきらんそう）
甲斐神頭（かいじんどう）
十二単（じゅうにひとえ）
八重山十二単（やえやまじゅうにひとえ）
筑波金紋草（つくばきんもんそう）
島夏枯草（しまかこそう）

タグ：Ajuga

山原田村草（やんばるたむらそう）

Salvia hayatana
シソ科アキギリ属の多年草。


花は唇形花で直径は1cm程度です


花数が多いです


これは総状花序なのでしょうか？


萼の形も面白いですね＾＾


高さは30cm前後になっていました

台湾の固有種です。


葉は奇数羽状複葉になっていました

よく見ると２回奇数羽状複葉になりそうな感じです＾＾

名前はヤンバルなのに琉球列島には分布していないそうです。

これまでに掲載したアキギリ属の植物はサルビアのページから見られます。

タグ：Salvia

サルビア・カマエドリオイデス

Salvia chamaedryoides
シソ科アキギリ属の常緑多年草。
開花は５月から１１月ごろ。
英名、「ジャーマンダー・セージ（germander sage）」、
「メキシカン・ブルー・セージ（Mexican blue sage）」


花冠は唇形で上唇は小さく、下唇は広がっています


下唇の形も変わっています


萼も唇形ですかね＾＾


２つ並んで仲良く咲いています＾＾


高さは60cm程度になっていました

アメリカ合衆国南部、メキシコに分布しています。


葉は楕円形。表面に毛が多く灰色がかって見えます


葉は対生しています

これまでに掲載したアキギリ属の植物はサルビアのページから見られます。

タグ：Salvia

クレロデンドルム・ウガンデンセ

Clerodendrum ugandense
シソ科クサギ属の常緑低木※
開花は夏から秋頃。
英名、「ブルー・バタフライ・ブッシュ（Blue butterfly bush）」
流通名、「ブルー・エルフィン（blue elfin）」


花の直径は3cm弱です

花は枝先で集散花序になります。


高さは70cm前後でした

ウガンダ、ケニアに分布しています。


葉は倒卵形で鋸歯があります

●クサギ属●
臭木（くさぎ）
牡丹臭木（ぼたんくさぎ）
クレロデンドルム・ウガンデンセ
クレロデンドルム・クアドリロクラレ
クレロデンドルム・トムソニアエ
クレロデンドルム・パニクラツム

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※従来の分類ではクマツヅラ科に含まれていました。

タグ：Clerodendrum

天人草（てんにんそう）

Leucosceptrum japonicum
シソ科テンニンソウ属の多年草。
開花は９月から１０月頃。
日本の固有種。


花の長さは8～10mmです

ちょっと痛んでしまっていますね＾＾；


花は茎頂で花序になります


偏側生はなく、上から見ると放射状に花は付きます


蕾の一歩手前の段階。苞の先は尾状に尖っています


高さは50～100cmになります

北海道、本州、四国、九州に分布しています。


葉は長楕円形～広披針形で鋸歯があり、先は尖ります

葉は対生します。

●テンニンソウ属●
天人草（てんにんそう）
大丸葉の天人草（おおまるばのてんにんそう）

タグ：Leucosceptrum

毛鞘花（けさやばな）

Coleus formosanus
シソ科キランジソ属の多年草。
開花は夏から秋頃。


花冠の長さは1cm弱です


横から見ると船のような形に見えます


花は穂状花序になります


花茎が長いですね＾＾


高さは30～50cmになります

沖縄（与那国島）、台湾（蘭嶼、緑島）、フィリピン、マレーシアに分布しています。


葉は卵円形～菱状卵形で長さは4-6cmになります


茎は四角形に近い形になっていました


下部の茎は木質化していました

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＡ類（ＣＲ）に指定されています。

タグ：Coleus

サルビア・ファリナケア

Salvia farinacea
シソ科アキギリ属の多年草。
開花は５月から１０月頃。
和名、「化粧サルビア」
英名、「ブルー・サルビア（Blue salvia）」、
「ミーリー・カップ・セージ（mealy cup sage）」


花は唇形花です


輪状集散花序でしょうか


高さは30～40cmになります

アメリカ合衆国～メキシコに分布しています。


葉は楕円状披針形でしょうか

これまでに掲載したアキギリ属の植物はサルビアのページから見られます。

タグ：Salvia

目箒（めぼうき）

Ocimum basilicum
シソ科メボウキ属の一年草。
開花は夏から秋頃。
英名、「バジル（basil）」
イタリア語名、「バジリコ（basilico）」


花は唇形花で直径は1cm程度です


高さは30～60cmになります。


葉は卵状披針形～広卵状披針形でした

タグ：Ocimum

沖縄藪紫（おきなわやぶむらさき）

Callicarpa oshimensis var. okinawensis
シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木※
日本の固有変種。


花冠は４裂しています


色合いがいいですね＾＾


これは複散房花序でしょうか？


全部咲いていたらもっと綺麗だったんでしょうね＾＾


樹高は80cm程度、大きくなると２～４ｍになります

沖縄島に分布しています。


葉は菱状長卵形で対生します


果実が出来ていました


熟すと紫色になります

環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類（ＶＵ）に指定されています。

●ムラサキシキブ属●
紫式部（むらさきしきぶ）
大紫式部（おおむらさきしきぶ）
小紫（こむらさき）
白実の小紫（しろみのこむらさき）
裏白小紫（うらじろこむらさき）
沖縄藪紫（おきなわやぶむらさき）

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※従来の分類ではクマツヅラ科に含まれていました。

タグ：Callicarpa