星咲寒葵（ほしざきかんあおい）

Asarum sakawanum var. stellatum
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は春頃。
日本の固有変種。


直径は5cm前後、萼裂片の先が尾状に伸びます


横から見るのも面白いですね＾＾


萼筒は半球形、萼裂片基部の合着部が内側に窪みます


高さは7～8cm程度でした

高知県南西部に分布しています。


葉は卵状披針形ですかね

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＢ類（ＥＮ）に指定されています。

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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筑紫葵（つくしあおい）

Asarum kiusianum
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は４月から５月頃。
日本の固有種。


花の直径は2～2.5cmです


萼裂片は卵状三角形です


萼筒は短筒形またはコップ形で、上端はくびれます


萼筒喉部の環は著しく、萼裂片の基部に横皺があります


高さは10cm程度でした

九州北西部に分布しています。


葉は長楕円形または狭長楕円形です

環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類（ＶＵ）に指定されています。

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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大輪葵（たいりんあおい）

Asarum asaroides
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は４月から６月頃。
日本の固有種。


花の直径は3～4cmになります


萼筒は壺形で、上端は著しくくびれます

見やすい写真を撮るのは難しいですね＾＾；


高さは5cm程度でした

本州（島根南部、山口）、九州（福岡、佐賀、熊本）に分布しています。


葉は広卵形～三角状卵形で長さは8～12cmになります

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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朝戸寒葵（あさとかんあおい）

Asarum tabatanum
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は２月から３月頃。
日本の固有種。


直径は2～3cm弱です


萼裂片の縁が少し反り返っていました


萼筒部は樽形をしています

２０１２年に新種記載されました。


高さは10cm程度でした

奄美大島に分布しています。


葉は三角状卵形～卵形で、基部は心形です

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＡ類（ＣＲ）に指定されています。

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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乱葉葵（らんようあおい）

Asarum blumei
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は３月から５月頃。
日本の固有種。


花の直径は3cm程度。萼裂片は三角状卵形です


萼筒は太鼓形で長さは1cm程度です


蕊の形は･･･分かりにくいですね＾＾；


高さは10cm前後でした

東京～静岡の太平洋岸域に分布しています。


葉の基部は耳状に張り出します

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山陽葵（さんようあおい）

Asarum hexalobum
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は４月頃。
日本の固有種。


花は直径が1.5～2cm、萼筒の上部はくびれます


萼筒外面に６列の膨出部があります

萼筒内部の観察は難しそうです＾＾；


ただでさえ葉の下に隠れているのに、花が下を向いています＾＾；

本州（中国西部）、四国（南西部）、九州（北部）に分布しています。


葉は倒卵形～卵形で長さは5～10cmです

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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雲仙寒葵（うんぜんかんあおい）

Asarum unzen
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は春頃。
別名、「雲仙葵（うんぜんあおい）」
日本の固有種。


花の直径は3cm弱でした

萼筒、萼片はタイリンアオイに近い姿で、萼裂片がうねります。


萼筒の内側に模様が見えています。

花柱の形はツクシアオイに似ているそうです。
でも、萼筒の中の蕊を撮るのは難しいです＾＾；


花はほとんど葉の下に隠れてしまっていました＾＾；

九州北西部に分布しています。


葉は広卵形、卵状楕円形または三角状卵形です

環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類（ＶＵ）に指定されています。

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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徳之島寒葵（とくのしまかんあおい）

Asarum simile
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は４月から５月頃。
日本の固有種。


花の直径は1.5～2cm程度でした

萼片の縁は外側に反り返っています。


萼筒の上端はわずかにくびれているように見えます


高さは10cm弱でした

鹿児島県（徳之島）に分布しています。


葉の形は三角状卵形と言えばいいのでしょうか？

環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類（ＶＵ）に指定されています。

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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土佐の葵（とさのあおい）

Asarum costatum
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は５月頃。
日本の固有種。


花の直径は3cm程度です


萼筒は六角状短筒形で上端は著しくくびれます


萼裂片は広卵形で鈍頭、長さは萼筒と同じかやや長いです

萼筒内部の隆起線は縦方向のみです。
でも萼筒内部は観察できませんでした＾＾；


ちょっと元気がない感じです＾＾；

高知県東部に分布しています。


葉は卵状楕円形で、基部両側が耳状に張り出すこともあります

環境省のレッドリストでは準絶滅危惧（ＮＴ）に指定されています。

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尾長寒葵（おながかんあおい）

Asarum minamitanianum
ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
開花は５月頃。
日本の固有種。


萼裂片は卵状三角形で白い縁取りがあり、先は細く伸びて長さは5～10cmになります


萼筒は半球形で、上部は著しくくびれます


高さは10cm程度でした

宮崎県に分布しています。


葉は卵状鉾形で長さは10cm前後です

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IＡ類（ＣＲ）に指定されています。

これまでに掲載したカンアオイ属の植物はアサルムのページから見られます。

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