空木（うつぎ）

Deutzia crenata
アジサイ科ウツギ属の落葉低木※
開花は５月から６月頃。
別名、「卯の花（うのはな）」、
「雪見草（ゆきみぐさ）」


花の直径は1～1.5cm程度です


房状の花序になっています

雪見草の名は、
白い花がまとまって咲く様子を雪に見立てたからだとか。
なかなか風流ですね＾＾


花糸には翼があり、葯から0.7mm下に一対の歯があります


樹形は２ｍ程度になっていました

北海道、本州、四国、九州、中国に分布しています。


この葉は卵形です


この葉は卵状披針形です


葉は対生します


樹皮は薄く剥がれます

幹の髄が中空になっていることが名前の由来です。


実がなってました

旧暦四月の「卯月」とは、卯の花の咲く月という意味です。

●ウツギ属●
空木（うつぎ）
丸葉空木（まるばうつぎ）
姫空木（ひめうつぎ）
八重山姫空木（やえやまひめうつぎ）

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※従来の分類ではユキノシタ科に含まれていました。

タグ：Deutzia

ヒドランゲア

Hydrangea spp.
アジサイ科アジサイ属の木本※


アジサイです

手毬咲きのものが一般的ですね＾＾

ヒドランゲアとはアジサイ属の植物の総称です。

英語読みでハイドランジアと呼ぶこともあります。

●アジサイ属●
紫陽花（あじさい）
額紫陽花（がくあじさい）
縁無額紫陽花（ふちなしがくあじさい）
山紫陽花（やまあじさい）
玉紫陽花（たまあじさい）
羅背板玉紫陽花（らせいたたまあじさい）
蝦夷紫陽花（えぞあじさい）
トカラ紫陽花（とからあじさい）
小紫陽花（こあじさい）
柏葉紫陽花（かしわばあじさい）
額空木（がくうつぎ）
糊空木（のりうつぎ）
岩絡（いわがらみ）
ヒドランゲア・キネレア

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※従来の分類ではユキノシタ科に含まれていました。

タグ：Hydrangea

額紫陽花（がくあじさい）

Hydrangea macrophylla f. normalis
アジサイ科アジサイ属の落葉低木※
開花は６月から７月ごろ。
「萼紫陽花」とも書く。


青は綺麗ですね


赤いものや･･･


薄い青のものも


白いのもあります

花びらに見えるのは萼が変化したもので、装飾花です。
内側のものが両性花です。


ここが本来の花です


こちらは紫陽花の花（画面中央）

紫陽花の写真はコチラ


くどいようですが、ここが花です


樹高は１～２ｍ程度になります


この花を例に説明してみます


これは装飾花

もう少しアップの写真を見てみましょう。


白い部分は萼です

雄しべと雌しべが確認できましたか？

周囲の花は装飾花といって、生殖能力がありません。
紫陽花は装飾花ばかりです。


こちらが両性花です


園芸種でしょうか？　斑入りの葉です

品種はたくさんありすぎて確認できませんでした＾＾；


葉は広楕円形をしています

これまでに掲載したアジサイ属の植物はヒドランゲアのページから見られます。

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※従来の分類ではユキノシタ科に含まれていました。

タグ：Hydrangea

紫陽花（あじさい）

Hydrangea macrophylla f. macrophylla
アジサイ科アジサイ属の落葉低木※
開花は５月から７月頃。


庭の紫陽花です

名前の由来は、
青い花が集まって咲く様子から「あつ」（集）「さあい」（真藍）、
それが「あづさい」になり、「あじさい」になったと言われています。




色とりどり

土が酸性だと青、アルカリ性だと赤と言われますが、
遺伝の影響もあるようです。


土のpHだけで色が決まるとしたら、
赤と青の花が一緒に咲くのはおかしいですよね


色が色々


濃さも色々


こんな風にボリュームがある花と、


こんな風にシンプルな花

どちらがお好みですか？

これまでに掲載したアジサイ属の植物はヒドランゲアのページから見られます。

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※従来の分類ではユキノシタ科に含まれていました。

タグ：Hydrangea