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細葉海蘭(ほそばうんらん) [オオバコ科]

Linaria vulgaris
オオバコ科ウンラン属の多年草。
開花は夏から秋頃。
英名、「トードフラックス(taodflax)」、
「バター・アンド・エッグス(butter and eggs)」

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花は仮面状花冠で直径は3cm程度です

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キンギョソウになんとなく似てますね^^

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下に向かって距が伸びています

花は総状花序になります。

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高さは30cm前後になっていました

ヨーロッパ、北アジアに分布し、日本にも帰化しています。

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葉は線形~狭長楕円形になります

●ウンラン属●
松葉海蘭(まつばうんらん)
細葉海蘭(ほそばうんらん)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に含まれていました。
タグ:Linaria
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グロブラリア・サルコフィラ [オオバコ科]

Globularia sarcophylla 'blue eye'
オオバコ科グロブラリア属の常緑低木※
開花は春から秋頃。

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花序の直径は1.5cm前後です

写真は園芸品種の‘ブルー・アイ’です。

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花冠の先に切れ込みがあるように見えます

これは頭状花序なのか穂状花序なのかどうなんでしょう?

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茶色の部分な何なのでしょうか?

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集まって咲く姿もいいですね

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高さは20cm程度になっていました

原種はカナリア諸島に分布しています。

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葉は倒被針形ですかね

ボケてますね^^;

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節間が狭いせいか輪生しているかのように見えます

資料が乏しく、詳細は分かりません^^;

※従来の分類ではグロブラリア科に含まれていました。
タグ:Globularia
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バコパ・カロリニアナ [オオバコ科]

Bacopa caroliniana
オオバコ科ウキアゼナ属の常緑多年草※
開花は7月から10月頃。
北アメリカ原産。
別名、「ウォーター・バコパ(Water bacopa)」
英名、「レモン・バコパ(Lemon bacopa)」

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花冠は4裂、直径は1cm強でした

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水上から陸上まで広がっています

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葉の大きさに比べて茎が太いですね

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茎には長さ数mmの毛が生えています

長さは50~100cmになるようです。

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葉は卵形~楕円形~倒披針形、長さは2cmを超えるものもあります

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葉は十字対生しています

※従来の分類ではゴマノハグサ科に分類されていました。
タグ:Bacopa
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軍配蔓(ぐんばいづる) [オオバコ科]

Veronica onoei
オオバコ科クワガタソウ属の多年草。
開花は7月から8月頃。
別名、「丸葉鍬形(まるばくわがた)」

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直径は1cm弱です

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花序は葉腋から直立し、高さは6~13cmになります

本州中部に分布しています。

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茎は地上を這います

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葉は円形または広楕円形で対生します

葉の形が「軍配」や「丸葉」の名の由来ですね^^

環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

これまでに掲載したクワガタソウ属の植物はヴェロニカのページから見られます。

※従来の分類ではゴマノハグサ科に分類されていました。
タグ:Veronica
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紀国鈴掛(きのくにすずかけ) [オオバコ科]

Veronicastrum tagawae
オオバコ科クガイソウ属の多年草※
開花は9月末から10月初め頃。

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花冠は白色で長さ7mm、先は浅く4裂します

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花は円柱形の花序になり、下から順に咲きます

ピントが厳しい・・・^^;

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茎は斜上し、長さは1m程度です

紀伊半島南部の固有種で、
このことが名前の由来となっています。

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葉は卵形で先は細長く尖ります

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葉は互生し、葉腋に花序ができています

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。

●クガイソウ属●
鈴掛草(すずかけそう)
虎の尾鈴掛懸(とらのおすずかけ)
紀国鈴掛(きのくにすずかけ)
琉球鈴掛(りゅうきゅうすずかけ)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に含まれていました。
タグ:Veronicastrum
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虎の尾鈴掛(とらのおすずかけ) [オオバコ科]

Veronicastrum axillare
オオバコ科クガイソウ属の多年草※
開花は8月から9月頃。

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紅紫色の花冠は長さ5mm程度、先端は4裂します

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葉腋で円柱形の花序になります

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茎は斜上、長さは70~150cmになります

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さらに大きくなっています

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葉は卵形~長楕円状卵形で先は短く尖ります

四国南部から九州に分布しています。

●クガイソウ属●
鈴掛草(すずかけそう)
虎の尾鈴掛(とらのおすずかけ)
紀国鈴掛(きのくにすずかけ)
琉球鈴掛(りゅうきゅうすずかけ)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に含まれていました。
タグ:Veronicastrum
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鈴掛草(すずかけそう) [オオバコ科]

Veronicastrum villosulum
オオバコ科クガイソウ属の多年草※
開花は7月末から8月初め。

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濃紫色の花冠は長さ7mm程度です

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葉腋で球形の花序になります

自生地は国内に1ないし2か所だけとされています。

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茎は斜上して1~1.5mになります

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互生する葉は卵形。縁には三角状の鋸歯があります

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全体にビロード状の毛が密生しています

環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)に指定されています。

●クガイソウ属●
鈴掛草(すずかけそう)
虎の尾鈴掛(とらのおすずかけ)
紀国鈴掛(きのくにすずかけ)
琉球鈴掛(りゅうきゅうすずかけ)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に含まれていました。
タグ:Veronicastrum
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大山鍬形(だいせんくわがた) [オオバコ科]

Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense f. daisenense
(=Veronica schmidtiana subsp. senanensis f. daisenensis
オオバコ科ルリトラノオ属の多年草※
開花は6月から8月頃。

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淡青紫色の花弁は4深裂し、濃紫色の線が入ります

近畿北部~山陰に分布しています。

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草丈は10~20cm。あまり大きくなりません

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葉は三角状卵形で羽状に浅~中裂します

学名上はミヤマクワガタの品種となっていますが、区別しない見解もあります。

クワガタソウ属に含める見解もあります。

●ルリトラノオ属●
越後虎の尾(えちごとらのお)
浜虎の尾(はまとらのお)
大山鍬形(だいせんくわがた)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に分類されていました。
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浜虎の尾(はまとらのお) [オオバコ科]

Pseudolysimachion sieboldianum
(=Veronica sieboldiana
オオバコ科ルリトラノオ属の多年草※
開花は9月から10月頃。
別名、「カントラノオ」
日本の固有種。

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青紫色の花冠は4深裂します

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草丈は20~30cmです

九州(男女群島、甑島)、奄美群島、沖縄に分布しています。

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まとまって咲く姿も綺麗です^^

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葉は革質で無柄です

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花の後には蒴果が出来ます

環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に指定されています。

クワガタソウ属に含める見解もあります。

●ルリトラノオ属●
越後虎の尾(えちごとらのお)
浜虎の尾(はまとらのお)
大山鍬形(だいせんくわがた)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に分類されていました。
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越後虎の尾(えちごとらのお) [オオバコ科]

Pseudolysimachion ovatum subsp. maritimum
(=Veronica ovata subsp. maritima
オオバコ科ルリトラノオ属の多年草※
開花は8月から9月頃。
日本の固有種。

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あまり近くに寄れませんでした・・・

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対生する葉には鋸歯があります

echigotoranoo03.jpg
草丈は60cmぐらいだったと記憶してます・・・^^;

東北から中部の日本海側の海岸に分布しています。

クワガタソウ属に含める見解もあります。

●ルリトラノオ属●
越後虎の尾(えちごとらのお)
浜虎の尾(はまとらのお)
大山鍬形(だいせんくわがた)

※従来の分類ではゴマノハグサ科に分類されていました。
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