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風鈴仏桑華(ふうりんぶっそうげ) [アオイ科]

Hibiscus schizopetalus
アオイ科フヨウ属の常緑低木。
開花は6月から10月頃。
タンザニア・ザンジバル島原産。

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花弁の縁は細かく切れ込み、上に向かって反り返ります

花の姿を風鈴に見立てたことが和名の由来です。

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鉢植えなので、まだ50~60cm程度です

これまでに掲載したフヨウ属の植物はヒビスクスのページから見られます。

タグ:Hibiscus
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仏桑華(ぶっそうげ) [アオイ科]

Hibiscus rosa-sinensis
アオイ科フヨウ属の常緑低木。
開花は7月から10月頃。

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ハイビスカスと聞いてイメージするのは、この色と形ですね^^

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雄蕊と雌蕊が合着して蕊柱(ずいちゅう)となっています

柱頭は5裂しています。

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この株は2m程度ですが、大きいものは5mに達するそうです

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葉は卵形。光沢があり、縁に荒い鋸歯があります

熱帯アジア原産だと考えられています。

これまでに掲載したフヨウ属の植物はヒビスクスのページから見られます。

タグ:Hibiscus
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キヌワタ [アオイ科]

Gossypium hirsutum
アオイ科ワタ属の多年草。
別名、「陸地棉(りくちめん)」、
英名、「アップランド・コットン(Upland cotton)」

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黄色~クリーム色の5弁花です

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開きかけをもう一枚^^;

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蕊は他のアオイ科の植物とよく似ています

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花は開花から時間が経つとピンク色に変化します

まるで酔芙蓉みたいですね^^

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草丈は1~2mになります

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葉は3中裂しています

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果実の直径は3~5cmになります

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果実が熟して割れると中から綿が出てきます

ワタ属
キヌワタ
インド綿
ゴッシピウム・トメントスム

タグ:Gossypium
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インド綿(いんどわた) [アオイ科]

Gossypium arboreum
アオイ科ワタ属の多年草。
開花は8月から10月頃。
別名、「木立綿(きだちわた)」、
英名、「ツリー・コットン(tree cotton)」

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黄色~クリーム色の5弁花で、中心部は濃赤紫色です

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この株は1m程度でした

大きいものでは草丈は3mに達します。

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副萼は広卵形~三角状です

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花冠は時間が経つと赤みを帯びます

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葉は3~5中裂しています

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果実の直径は3cm程度です

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果実が裂けて綿が飛び出してきました

ワタ属
キヌワタ
インド綿
ゴッシピウム・トメントスム

タグ:Gossypium
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矢の根梵天花(やのねぼんてんか) [アオイ科]

Pavonia hastata
アオイ科ヤノネボンテンカ属の常緑小低木。
開花は夏から秋頃。
南アメリカ原産の帰化植物。

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直径は5cm前後。花弁は白色で基部が濃赤色です

花弁の裏側には濃赤色の筋が数本あります。

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この株の樹高は1.5m程度でした

この写真は見づらいですね^^;

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葉は矢尻形をしています

タグ:Pavonia
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薄紅立葵(うすべにたちあおい) [アオイ科]

Althaea officinalis
アオイ科ビロードアオイ属の多年草。
開花は7月から8月頃。
ヨーロッパ原産。
別名、「天鵞絨葵(びろーどあおい)」
英名、「マーシュ・マロウ(Marsh mallow)」

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たしかに立葵に似た感じですね

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淡紅紫色の5弁花で、直径は3~3.5cm程度です

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草丈は1m程度になります

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広卵形の葉には鋸歯があり、表面は毛に覆われています

お菓子のマシュマロの名は、
マーシュ・マロウの根を材料にして作られたことに由来します。
ただ、現在では使われていないそうです^^;

●ビロードアオイ属●
立葵(たちあおい)
天鵞絨葵(びろーどあおい)

タグ:Althaea
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テオブロマ・カカオ [アオイ科]

Theobroma cacao
アオイ科カカオ属の常緑高木※
開花は周年。
熱帯アメリカ原産。

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不思議な形の花です

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何でこんな形になったんでしょうか^^;

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幹生花といって幹から直接花が咲きます

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この株の樹形は3m程度。大きいものは10mに達します

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楕円形の葉は10cmを超えます

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幹の表面には細かな凹凸がありました

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果実はウリ状果。この時はまだ2cm程度ですが・・・

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徐々に大きくなり・・・

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10cmを超える程度になりました

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やがて赤褐色に変わります

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種子はいわゆるカカオ豆です

これがココアやチョコレートの原料になるんですね^^

※従来の分類ではアオギリ科に含まれていました。
タグ:Theobroma
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綿(わた) [アオイ科]

Gossypium sp.
アオイ科ワタ属の多年草。
開花は8月から10月頃。

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いかにもアオイ科らしい5弁花です

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ハイビスカスにも似ています

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写真の株は草丈が50~60cmでした

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葉は掌状に3~5裂します

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さく果は熟すと裂けて、中から繊維質が出てきます

オクラの花とよく似てますね^^

ワタという名称は特定の種名であると同時に、
ワタ属の総称としても使われています。
ここでは後者で使っています。

●ワタ属●
キヌワタ
インド綿
ゴッシピウム・トメントスム

タグ:Gossypium
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西洋菩提樹(せいようぼだいじゅ) [アオイ科]

Tilia cordata
アオイ科シナノキ属の落葉高木※
開花は6月頃。
別名、「西洋科の木(せいようしなのき)」、
独語名、、「リンデンバウム(lindenbaum)」、
英名、「リンデン(linden)」

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ヨーロッパでは街路樹としてお馴染みだそうです

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雄しべが目立つ花です

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数個の花が集まって咲いています

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花柄には苞があります

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葉には鋸歯があり、左右非対称です

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樹皮はひび割れています

夏菩提樹と冬菩提樹の交雑種とされています。

この属の植物は似たものが多く、
名前が表示されていないと区別が難しいですね^^;

●シナノキ属●
科の木(しなのき)
菩提樹(ぼだいじゅ)
西洋菩提樹(せいようぼだいじゅ)

※従来の分類ではシナノキ科に含まれていました。
タグ:Tilia
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菩提樹(ぼだいじゅ) [アオイ科]

Tilia miqueliana
アオイ科シナノキ属の落葉高木※
開花は6月頃。
中国原産。

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落葉しているので樹形が丸分かりです

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樹皮は浅く縦裂します

釈迦が悟りを開いたのは
印度菩提樹という別種です。

●シナノキ属●
科の木(しなのき)
菩提樹(ぼだいじゅ)
西洋菩提樹(せいようぼだいじゅ)

※従来の分類ではシナノキ科に含まれていました。
タグ:Tilia
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