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野花菖蒲(のはなしょうぶ) [アヤメ科]

Iris ensata
アヤメ科アヤメ属の多年草。
開花は6月から7月頃。

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花の直径は10cm前後でした

野花菖蒲は花菖蒲(はなしょうぶ)の原種です。

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内花被片は匙形で直立します

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外花被片の中央部の基部は黄色です

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高さは80~100cm程度になっていました

北海道、本州、四国、九州、アジア北東部に分布しています。

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葉は剣状です

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葉の中脈は隆起して目立ちます

「野に咲く花菖蒲」というのが名前の由来です。
原種なのに、名前が付けられたのは後のようです^^;

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果実は蒴果です

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蒴果の頂には嘴状突起があります

これまでに掲載したアヤメ属の植物はイリスのページから見られます。

タグ:IRIS
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フリージア [アヤメ科]

Freesia refracta
アヤメ科フリージア属の多年草。
開花は3月から4月頃。
南アフリカ原産。
別名、「浅黄水仙(あさぎずいせん)」※


近づくと良い香りがします^^


淡い色合いが綺麗ですね


シンプルな白もなかなかです^^

品種改良が進んで、多様な色や八重咲きのものもあるそうです。

●フリージア属●
フリージア・エルメンシス
フリージア・ラクサ

※日本に最初に入ってきたものが淡い黄色だったため、この名が付いたと言われています。
タグ:Freesia
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クロッカス [アヤメ科]

Crocus spp.
アヤメ科サフラン属の多年草。
開花は2月から4月頃。
地中海沿岸、小アジア原産。
別名、「花咱夫藍(はなさふらん)」


晴れた日に開花し、暗くなると閉じてしまいます


この色のほうがイメージに近いですかね


右半分は白花です

このほかに黄色の花もあります。

「クロッカス」という名は、本来はサフラン属の植物の総称ですが、
園芸上はサフラン属のうち観賞用の園芸品種群の名前として使われています。

●サフラン属●
クロッカス
クロクス・セロティヌス・ザルツマンニィ
咱夫藍(さふらん)

タグ:Crocus
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咱夫藍(さふらん) [アヤメ科]

Crocus sativus
アヤメ科サフラン属の多年草。
開花は10月から11月頃。
南ヨーロッパ・小アジア原産。
別名、「蕃紅花(ばんこうか)」、
「薬用サフラン」
英名、「サフラン・クロッカス(saffron crocus)」

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直径4cm程度の淡紫色の花です

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まとまって咲いていても綺麗ですね

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葉は線形で15~20cm程度になります

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赤い雌蕊が香辛料や染料として使われます

●サフラン属●
クロッカス
クロクス・セロティヌス・ザルツマンニィ
咱夫藍(さふらん)

タグ:Crocus
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檜扇(ひおうぎ) [アヤメ科]

Iris domestica
(syn. Belamcanda chinensis
アヤメ科ヒオウギ属の多年草※
開花は7月から8月頃。
別名、「烏扇(からすおうぎ)」

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アヤメの仲間によく似た形です

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赤い斑点が特徴的です

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草丈は60~100cmになります

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剣状の葉は幅が2~4cmで扇のよう広がります

公家の持つ檜扇に姿が似ていることが名前の由来とされています。

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花の後には蒴果が出来ます

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蒴果が裂けはじめました

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中から黒い種子が現れます

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黒光りしています^^;

アヤメの仲間に花が似ていますが、葉の付き方が異なります。

これまでに掲載したアヤメ属の植物はイリスのページから見られます。

タグ:Belamcanda IRIS
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姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん) [アヤメ科]

Crocosmia x crocosmiflora
アヤメ科クロコスミア属の多年草。
開花は7月から8月頃。
南アフリカ原産の帰化植物
別名、「モントブレチア」

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オレンジ色の花はとても目立ちます

檜扇水仙(ひおうぎずいせん)と姫唐菖蒲(ひめとうしょうぶ)との交配種です。

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細長い葉が根生します

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花は交互に付きます

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一度見たら忘れないですよね

アヤメ科だけあって葉の形はアヤメに似ています。

「クロコスミア」とはギリシャ語で「サフランの香り」を意味します。
花を乾燥させたものを湯に浸すとサフランの香りがするそうです。

タグ:Crocosmia
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グラジオラス [アヤメ科]

Gladiolus spp.
アヤメ科トウショウブ属の多年草
開花は6月から9月頃
アフリカ原産
別名、「唐菖蒲(とうしょうぶ)」、
「阿蘭陀菖蒲(おらんだしょうぶ)」※


夏に花壇などでよく見られる花です


品種改良により様々な色や模様の花があります


よく見かける色でしょうか


さらにこんな色も

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変わった形の花弁ですね

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なぜか片側に花がつきます

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葉は細長いです

●トウショウブ属●
グラディオルス・トリスティス
グラジオラス

※「阿蘭陀菖蒲」を「オランダアヤメ」と読むと、アヤメに似た別の花を意味します。

タグ:Gladiolus
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花菖蒲(はなしょうぶ) [アヤメ科]

Iris ensata var. ensata
アヤメ科アヤメ属の多年草。
開花は5月から6月頃。


野花菖蒲か、それに近い花菖蒲だと思われます

花菖蒲は野花菖蒲(のはなしょうぶ)を品種改良したものです。


花びらの形にはいくつか種類があります。

アヤメ祭りで咲いているのは花菖蒲が多いですね^^;


絞りのようで日本的です


真っ白い花もきれいです


このような形のものもあります


色合いが綺麗ですね


比較的乾いた所でも成育します


葉には中脈が目立ちます

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蒴果です


外花被片の基部は黄色です


絞り模様の花も同じです

葉が菖蒲(しょうぶ)に似ていて、綺麗な花が咲くことから、
花菖蒲の名が付いたと言われています。

これまでに掲載したアヤメ属の植物はイリスのページから見られます。

タグ:IRIS
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著莪(しゃが) [アヤメ科]

Iris japonica
アヤメ科アヤメ属の常緑多年草。
開花は4月から5月頃。
中国原産。
別名、「胡蝶花(こちょうか)」

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花の直径は3~6cmです

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外花被片の中央部に鶏冠状の突起があります

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形や模様が個性的ですね

他のアヤメの仲間よりも小振りです。

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花茎は高さが30~70cmになります

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葉は剣状で幅が20~30mmです

これまでに掲載したアヤメ属の植物はイリスのページから見られます。

※射干と書くこともありますが、そうすると緋扇(ひおうぎ)を指すようです。
タグ:IRIS
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