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トウダイグサ科 ブログトップ
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砂箱の木(すなばこのき) [トウダイグサ科]

Hura crepitans
トウダイグサ科フラ属の常緑高木。
英名、「サンドボックス・ツリー(sand-box tree)」、
「ダイナマイト・ツリー(dynamite tree)」

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雄花の直径は5mmです

雄花に花弁はありません。

sunabakonoki09.jpg
雄花序が出来そうです

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雄花は穂状花序になります

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上から順に咲いてきました

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雌花。葉腋に単生します

sunabakonoki13.jpg
面白い形ですね^^

雌花にも花弁はないとのことなので、
もしかしたら大きな雌蕊ということなのでしょうか?^^;

sunabakonoki01.jpg
この株は樹高が10m程度。大きいものは30mになるそうです

画面中央より少し左寄りにある木です。
全体が写せる場所はここしかありませんでした^^;

南アメリカ、中央アメリカ、西インド諸島に分布しています。

sunabakonoki04.jpg
出来はじめの果実です

先端にぶら下がっている黒い物は、咲き終わった雌花です。
この果実は直径が7~8cm程度になり、熟すと破裂して種子を飛ばします。
このときの音からダイナマイト・ツリーの名が付いたとされています。

また、未熟な果実(莢)を油で揚げて、二つに切り、
インクを吸い取るための砂を入れる砂箱(sand-box)として利用したそうです。
これが、「sand-box tree」の名前の由来です。
和名はこの英名を訳したものだそうです。

sunabakonoki05.jpg
葉は卵形。長さ30cm前後の物が多かったように記憶しています

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葉柄も葉身と同じぐらいの長さですね

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幹の表面には無数の棘が!

幹の直径は胸高で30cm前後でした。

sunabakonoki08.jpg
間違っても登ってみようなどとは思わないですね^^;

樹液などに毒があり、狩りや漁に使われたそうです。

大きな果実は見つけられませんでした。
破裂すると危険なので未熟なうちに取ってしまったのかもしれませんね^^;

タグ:HURA
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徳利油桐(とっくりあぶらぎり) [トウダイグサ科]

Jatropha podagrica
トウダイグサ科ヤトロファ属の常緑低木。
開花は周年。
熱帯アメリカ原産。
別名、「珊瑚油桐(さんごあぶらぎり)」

tokkuriaburagiri01.jpg
花は朱赤色で直径は1cm前後です

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これは複集散花序と言えばいいのでしょうか?

花序が珊瑚みたいです^^

tokkuriaburagiri03.jpg
樹高は50cm程度でした

tokkuriaburagiri04.jpg
葉は掌状に3~5深裂しています

以前掲載したモミジバアブラギリとは葉の形が異なりますね。

tokkuriaburagiri05.jpg
幹の下部が徳利のように膨らんでいます

tokkuriaburagiri06.jpg
果実が出来ていました

●ヤトロファ属●
提琴桜(ていきんざくら)
徳利油桐(とっくりあぶらぎり)
紅葉葉油桐(もみじばあぶらぎり)

タグ:Jatropha
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紅葉葉油桐(もみじばあぶらぎり) [トウダイグサ科]

Jatropha multifida
トウダイグサ科タイワンアブラギリ属の常緑低木。
開花は周年。
北アメリカ(テキサス)~南アメリカ(ブラジル)原産。

momijibaaburagiri01.jpg
緋紅色で直径は1cm程度です

momijibaaburagiri02.jpg
花序はまるで珊瑚のようです^^

momijibaaburagiri03.jpg
樹高は2~5m。写真の株は2mぐらいでした

momijibaaburagiri04.jpg
葉は直径約30cm。掌状に7~11深裂します

資料によっては、
「裂け葉ヤトロファ(さけばやとろふぁ)」、
「紅葉葉ヤトロファ(もみじばやとろふぁ)」、
「紅葉葉珊瑚油桐(もみじばさんごあぶらぎり)」
の名称を載せているものもあります。
ここではYListの名称に従いました。

●ヤトロファ属●
提琴桜(ていきんざくら)
徳利油桐(とっくりあぶらぎり)
紅葉葉油桐(もみじばあぶらぎり)

タグ:Jatropha
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エウフォルビア・アエルギノーサ [トウダイグサ科]

Euphorbia aeruginosa
トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑多年草。
開花は晩春頃。
南アフリカ原産。

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草丈は20cm程度です

Euphorbia_aeruginosa02.jpg
銅のような色をした棘だらけです

Euphorbia_aeruginosa03.jpg
茎の直径が1cm強なので、花が非常に小さいことが分かります

これまでに掲載したトウダイグサ属の植物はエウフォルビアのページから見られます。

タグ:Euphorbia
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キャットテール(きゃっとてーる) [トウダイグサ科]

Acalypha reptans
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑多年草。
開花は5月から11月頃。

cattail01.jpg
長さ5~6cmの花穂を付けます

cattail02.jpg
草丈は20cm程度です

cattail03.jpg
卵型の葉には鋸歯があります

「キャッツテール」と表記している場合もあります。

●エノキグサ属●
紅紐の木(べにひものき)
キャット・テール

タグ:Acalypha
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燈台草(とうだいぐさ) [トウダイグサ科]

Euphorbia helioscopia
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草。
開花は3月から5月頃。
別名、「鈴振り花(すずふりばな)」


燈台に似た姿をしているのが名前の由来です


トウダイグサ属によく見られる杯状花序が集まっています

toudaigusa04.jpg
雄蕊の部分が黄色く見えています

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草丈は20~30cmになります

toudaigusa06.jpg
葉はヘラ形をしています

切り口から出る乳液に触れるとかぶれるそうなので要注意です。

これまでに掲載したトウダイグサ属の植物はエウフォルビアのページから見られます。

タグ:Euphorbia
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ポインセチア [トウダイグサ科]

Euphorbia pulcherrima
トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木。
開花は10月から1月頃。
別名、「猩猩木(しょうじょうぼく)」

poinsettia06.jpg
クリスマスといえばこれですね


赤いのは花弁ではなくて苞ですです


トウダイグサ属によく見られる杯状花序。花弁はありません

苞が白、黄、クリーム、ピンクなどの園芸品種が作られていますが、
やっぱり赤が一番ですね^^

poinsettia07.jpg
樹高は4m程になっていました

北アメリカ(メキシコ)~中央アメリカに分布しています。

poinsettia16.jpg
大きくても花の周囲を見るとポインセチアそのものですね

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雄しべが飛び出しています

poinsettia10.jpg
こちらは雌しべが見えています

poinsettia14.jpg
雌蕊がさらに伸びています

poinsettia15.jpg
蜜腺から蜜が分泌されています

この蜜を目当てに虫がやってくるのでしょうね^^

poinsettia12.jpg
幹の表面です。直径は6cm程度でした

クリスマスの鉢植えでは、まず見ることが出来ないですね^^

poinsettia13.jpg
葉の長さは20cmぐらいでした

これまでに掲載したトウダイグサ属の植物はエウフォルビアのページから見られます。

タグ:Euphorbia
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初雪草(はつゆきそう) [トウダイグサ科]

Euphorbia marginata
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草。
開花は6月から9月頃。
北米原産。
別名、「覆輪大戟(ふくりんたいげき)」


花も葉も白くなってます


トウダイグサ属によく見られる杯状花序です

初雪が積もったように見えることが名前の由来とされています。


雪が積もったみたいです

夏に咲くのに初雪草という名前は面白いですね^^

これまでに掲載したトウダイグサ属の植物はエウフォルビアのページから見られます。

タグ:Euphorbia
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